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ここの所その2

 ここの所、相変わらずモチベーションが上がらない。外の岩に行く意欲も相変わらず沸いてこない。というか、行きたいところはそこそこあるのだが、いざ行く段取りになると、なんだか面倒臭くなってしまう。歳だと言われればそうかも知れないが、歳のせいにはしたくない。ということで、またまたウダウダ考えた。

 今年になって、自分にとっての結構大きな節目をいくつか迎えたことがその主な要因なのだろうか。なんとなくそんな気はする。しかし、それだけではない気もするのだ。なんだか最近急に疲れやすくなってきた気がするのだ。

 今、大体週2でジムに通っている。月に1回か2回は外の岩にも行っている。外の岩に行かない時には、たまにジムに行ったりもする。つまり、週に2回か3回のボルダリングをしている訳である。

 しかし、今年の4月からは仕事は週4日になった。いわゆる週休3日になったのだ。それに、仕事内容も今までのような野良仕事はなくなった。仕事は確実に楽になったはずだ。もっとも、今までも、常に野良仕事をやっていた訳ではなく、そういう仕事をすることもあった程度ではあったし、冬場はほとんど野良仕事がなかったから、あまり変わってはいないのかも知れないが。

 そのほかで、最近大きく変わったことと言えば、通勤の形態が変わっている。今まではドアツードア的な、自宅前から事務所前まで自動車で通っていたから、歩かない時は、日に百歩も歩かない事もあったが、今は、電車を使っているので、トータルでは、日に30分位は確実に歩いている。今までは自動車で行っていたジムも、最近は電車で行っている。しかし、その分自動車の運転がなくなった。一日3時間程の自動車通勤がなくなった。

 そう考えて見ると、なんだか大してかわってはいない気もする。反対に軽くなったような気もする。

 でも、今までよりは疲れ易くなったのは確かな気がするのだ。もしかすると、環境が変わったための気疲れなのだろうか。あるいは、確実に増加した、歩行量が原因なのだろうか。もしかするとそれかもしれない。でも、恐らくそんなことはないだろう。どう考えても、そんなことは考えられない程度の運動量のはずだ。いや、反対に、今までの歩行量の少なさからすると、かえって健康的とも受け取れる歩行量だ。

 それでも、中一日おいての人工壁では、最初から疲れた感じが抜けず、実際被った壁などはほとんど登れなかったりする。それでも、だらだらとやっていると、それまで持てなかったホールドが持てるようになり、それまでできなかったムーブができるようになったりする。この事は指が暖まってきて、細かいホールドが持てるようになるということで、全体的な疲れとは直接の関係はないのだが、なんとなく、疲れているのにと、一瞬不思議に感じてしまったりすることも最近はよくある。

 まぁ、何だかんだいって、完全なオーバーワークということは、多分間違いがないのだろう。しかし、週1では、体力の維持が難しいし、週2、週3では多いような気もするし。

 人工壁で、薄被りのカチカチ課題ばっかりやっていると、ドッ被り壁のガバガバ課題が登れなくなってしまったりする。ドッ被り壁を丸々2週間か3週間休んだ後にドッ被り壁に取り付くと、ほとんど登れなくなってしまっているし、翌日は確実に筋肉痛に襲われる。その間、週2回以上、薄被り壁を登っていてである。

 そこで、つい先週試しに、土曜日、火曜日、木曜日と、続けて人工のドッ被り壁を登って見たのだが、これは、明らかにやり過ぎだった。何しろ、土曜日は、普段のドッ被り以上に被った壁を登ってしまったし。所で、今までの経験から、週1のドッ被り壁では、筋力の維持すらできない感じだ。といって、週2では、なかなか疲れが抜けない。

 ということは、ドッ被り壁は、週1では不十分であり、週2では過剰? どうやら、そういう事のようだ。じゃあどうすりゃいいんだ? 火木という曜日の組み合わせが悪いのか。中二日なら中二日という、等間隔でジムに通うという方法もあるかとも思うが、そうすると、土日がうまくかみ合わなくなってくる。週末に外ということを成り立たせる為には、結局は火木がよい、ということになる。気がする。水に人工で、土日に外というサイクルも考えられるが、土日に外に行けないと、水、土なり水、日に人工でというサイクルになるが、そのサイクルはまだ試していないし、今までの経験から、やっかいなことに、中2日乃至3日の人工壁のドッ被りでは、なかなか調子が出ないのも事実なのだ。まさに、どうすりゃ良いのだ、なのだ。

 まぁ、ああだこうだ、ウダウダ考えるのは止そう。今まで通り適当にやりたい時にやるのが、結局は一番良いのだろう。たとえそれが、結果的には疲れが抜けず、進歩がないとしても。

ここの所

 年度が開けた。職場が変わった。そのせいかどうか、4月早々風邪をひいてしまった。

 最初はお腹を壊して、喉が痛くなった。続いて、咳が出る様になって、その咳がなかなか収まらなかった。段々収まってはきても、朝夕あるいは夜中に集中的にでる咳は暫く続いた。結局、かれこれ2週間ほどもその症状は治まらなかった。

 5月になって、再び風邪をぶり返してしまった。今度は前回よりは軽かったが、それでも、グジュグジュと暫くすっきりしなかった。そんなこんなで、外も内も、あまりボルダリングには行けなかった。

 そんな訳だったので最近急に歳を感じるようになってしまった。そろそろ潮時なのかなーって。

目標

 正月に近畿地方のボルダーエリアを回ってきた。相変わらず、マイナーな所を多く回ってきた。日に二箇所平均だから、本当に回ってきたという言葉がぴったりな遠征となった。

 府県名でいうと滋賀、大阪、奈良、和歌山である。京都、兵庫は回らなかった。

 普通、近畿のボルダーエリアといえば兵庫そして京都を想像するだろう。即ち、北山公園、笠置だろう。しかし、共に既に行ったことのあるエリアだったのだ。

 では、京都、兵庫には行きたいエリアは無かったのか。京都には笠置以外のボルダーエリアはそれほど無いようだが、兵庫には北山公園以外にも数多くのエリアがある。最近行かれるようになった武庫川のボルダーなどもある。反対に小生好みの、最近は殆ど行く人のいない、目神山、荒地山等もある。極めつけの神戸・霊界ボルダーまである。それをなぜ。

 実は今回の近畿ボルダー巡りにはある目標があったのだ。その為には、兵庫を回ったのでは、日程的にきつかったのだ。京都、兵庫を外したが為、なんとか目標を今回の遠征で達成することが出来たのだ。結果的には兵庫を回ったとしても目標は達成できたと思われるが、天気など、計画の段階では殆ど余裕は無かったのだ。

 これからは変な妄想に惑わされること無く自分のボルダリングをすることが出来る。

 そう考えて見たのだけれど、自分のボルダリングっていったいなんなのだろう。どんなボルダリングをしたいのだろう。その辺が分からなくなってしまった。

 さぁーどうしよう。百名山を笑ってきたのに、二百名山を目指すことになるのだろうか。それだけはやりたくないのだが。

壁の被りって

 壁があんまり被りすぎていると、壁の中に入れないから、かえって身体張力は使わなくても良くなってしまうようだ。某有名クライマーが言っていた140度だったか150度だったかというのが、その辺の限界ということのようだ。

 最近偶に行くようになったジムには、何時も行くジムよりも被りの強い壁がある。その壁を登ってみて、その事を実感した。

 被りが強くなると、持てるホールドはガバ系になってくる。というか、ぶら下がる方向で持てるホールドしか保持できなくなってくる。スタンスも引っ掛ける感じで置くようになってくる。そうなると、完全にキャンパチックなムーブになってくる。背筋というよりは上腕筋勝負になってくる。

 なんだかそんな気がするのだ。

 ジムで被りの強い壁を登るのは、自然壁のスタンスの悪さを人工壁の被りで再現しようという考えからだった。とすれば、あまりにも被った壁は小生にとっては、練習にはならないのかもしれない。

風邪ひいた

 相変わらず平日の夜にジムに通っているのだが、今週は忘年会で風邪をひいてしまい、ジムには行けなかった。

 ここの所やっとどッ被り壁に慣れてきたのに、一週間も休むとドっ被り壁が登れなくなってしまう、それが心配である。

 そうなのだ、歳をとると、何時もやっていないと、すぐにどっ被りが登れなくなってしまうのだ。