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明礬水外岩編その2

 先日、明礬水を花崗岩で試す機会を得た。

結論
 やっぱりチョークを併用してしまった。

 やっぱりスラブチックなやや寝た壁での細かいカチとか痘痕チックな僅かな窪みとかでは、癖というか何となく物足りないというか、心理的にチョークを使ってしまった。つまり、登れない、ホールドが持てない、ということで、チョークに頼りたくなるという心理状況からかどうかは分からないが、チョークを使ってしまった。

 チョークを手に付けることによって、これで持てるという暗示によって、ホールドが持てたという、そういう効果が果して有ったかどうかはわからないが、チョークに頼ってしまったことだけは確かであった。やっぱりチョークが効いた、というのが実感ではあった。

 外岩でこそチョークの代わりをしてくれればとのことから明礬水を試してきたのだが、外岩での効果については、明礬水はメインにはなりえない、ということだと思う。但し、明礬水の効果はこれまでの経験から3~4時間という所だから、この細かいホールドでのクライミング時には既に効果が薄れていたということも考えられるので、今一度検証をしてみたいとは思うのだが。

 追って、先日、ジムで手汗の酷い人に明礬水を試してもらったところ、やっぱりチョークが必要とのことだった。しかし、明礬水の効果は感じるとも言っていた。明礬水が手汗を減らしたということは間違いのないところだろう。ということで、暫くは外岩では明礬水+チョークを試してみる事にする。