ここの所毎朝自転車に乗っている。時間にして大体1時間だ。距離にして22km程だから、まぁ、そこそこのスピードだろう。自転車は折り畳み式でホイルが26インチのシングルスピード、即ち変速機の付いていない自転車だ。オリジナルのタイヤは幅が44mmだったのを、太すぎるので、37mm幅に変えた。26インチ37mm幅のタイヤと言うと、一般のママチャリのタイヤとほぼ同等か僅かに太いタイヤだ。まぁそこそこ軽快に走れる自転車だ。
この朝自転車、始めて凡そ1ヶ月になる。始めたきっかけはやはりダイエットだ。始めたころは雨などで何回か休んだが、ここの所雨が無いので、ほぼ毎日乗っており、最近はっきりとダイエット効果が結構現れだしたのだ。どれくらいかというと、数値的には大したことないが、今までの節食ダイエットでは割ることのできなかったラインを割ることが出来たのだ。相当きつい節食をしてもなかなか割れなかったラインを2kg近く割ることが出来たのだ。とはいっても、振れ幅が1kg以上あるから、実際は1kg位なのだろうが、これがボルダリングに及ぼす影響が最近顕著に出始めたのだ。
即ち、登れるグレードが1つ程上がりだしたのだ。具体的には、小生の通うジムでの緑のテープの課題の幾つかが登れるようになりだしたのだ。昨夜などは、今までは無理だと思っていた160度壁の課題が登れたのだ。
160度の壁と言うと、小手先の誤魔化しでなんとか登れるという壁ではない。それなりの力が備わらなければなかなか登ることのできない壁だ。その壁の緑テープ課題が登れたのだ。
しかし、多分、これは、ダイエット効果だけではない気がする。体重にして多くて2kg。恐らく1kg前後の差でしかない。以前、体重の3kgの差がグレード一つの差に相当すると聞かされたこともあるが、これは、ルートグレードに対する言葉だから、これがすぐボルダーにも適用できるとは思いにくい。実際、2kg太ってグレードが落ちなかったこともあるし、2kg痩せてもグレードは伸びなかったことも多々ある。
やっぱり、朝自転車の総合的な効果だと思う。足の筋肉の増強なども大いに関係していると思う。まぁ、それほど小生の足の筋肉が衰えていたことも確かではある。従って、若人に通用するかどうかは不明だが。
いずれにせよ、体調は上がった。持久力らしきものもなんとなく付いてきた感もある。やっぱりボルダリングにも有酸素運動は有効な気がする。そんな中でも、やりようによっては足の筋肉が殆ど付かないだろう自転車は結構適している運動に思える。自転車の遠乗りはボルダリングにも向いているように思う。とまぁ、なんとなくそんなことを考えだした今日この頃である。