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新しいジム

 休日の昼間は駐車場の関係から今までのジムには行きにくい。ということで、ちょっと久しぶりに、休日の昼間に新しいジムに行ってきた。一ヶ月振りくらいだろうか。

 前回、何回か挑戦して終了点が取れなかった課題が一発で登れた。足自由の課題だから、前回は、ムーブを探っているうちに疲れてしまったということもあったのだろうが、今回はあっさりと登れてしまった。

 前回は少々きつかった5級だが、今回は2~3回で登れる5級が幾つかあった。気候も少しは良くなったし、ジムにも通い出したその成果なのだろうか。

 でも、全く展望の持てない5級の課題もあった。少し被っていて足が無く、ガバチックではあるが指の掛りが少し浅めのホールドにぶら下がらなければならない課題だ。そういう課題は、指が保たず、苦手なのだ。

 どっ被りでもやはり指の掛かりの浅いホールドは苦手である。当然ポケットも苦手である。

 スラブの場合には、足が上がらなかったり、足が開かなかったりで、登れない課題が多くある。スラブでは、グレードが上がると、そういう種類の課題が増えるような気がする。少なくも、「手に足」課題が増えることは間違いがない。そういう課題もやっぱり苦手なのだ。どちらかと言うと、細かいスタンスで、細かいカチをチマチマと繋ぐ課題が好きな気がする。何しろソールが堅めだから、細かいスタンスに立ちやすいのだ。スタンスに立てれば手への負担は減る。すなわちより細かいホールドが持てる。或いは、ホールドに頼らなくとも良い。しかし、そうやって登れる課題のグレードはそう高いものは無い。グレードが上がればやはり絶対的な足の力、指の力を要求してくる。そうなれば指が保たない。でやっぱり、登れる課題もせいぜい4級止まりとなる。

 このことは今までのジムでも同じことなのだが、今までのジムだと登れてしまった課題には殆ど手を出さない。まだ登れない課題にしつこく挑戦している。苦手であっても、登れなければ何回も挑戦する。一応グレードは参照するが、登れる可能性が感じられれば、しつこく挑戦する。登れそうに無いと感じれば、それ以上は挑戦しない。だから、あんまり上に書いたようなことは感じない。やっぱり普段あまり行かないジムでの新しいことを感じると言うことなのだろう。

 これからも、この新しいジムで、今まで気付かなかったようなことに気付くことにより、自分の登りを再確認すると言うことは有効なのかも知れない。