鵜原駅から海中公園方向に歩き、トンネルを２つ潜った先を鵜原館方向に右折する。勝場漁港手前を右折して鵜原館方向に登って行く。トンネルを通って鵜原館の前を通り、展望台を目指す。トンネル先の三叉路を左へ、その先の鵜原理想郷の看板のあるところを左折すると海が良く見える展望台に出るので、その少し手前の右の踏み跡に入り、その先の踏み跡に刻まれた階段を使って展望台の右側の入り江に下ると浜の左側が鵜原岩峰の壁である。駅から約２０分。 　漁港内は駐車禁止。近くに駐車場は無いので、有料駐車場を探すか、電車で行くことを勧める。鵜原館の駐車場は宿泊者以外は使えないとのことである。 　鵜原海水浴場の無料駐車場に車を置いて歩いて行くことも不可能ではないのだが、海水浴場の場所が少々分かり難いことと、少々遠いことが難点である。

　岩質は砂岩のため脆く、部分的に風化が進んでいる模様。下の写真の様なピンを使ってハンガーが埋め込まれているので、リードが可能なようだ。
　最近、ルート４とルート５の間に新たなペツルハンガーによるルートが付け加えられた。
　各ルートとも１５〜２０ｍ、下降は北面を適当にアプザイレン、らしい。

右から ルート１：いけす跡より壁を直上しバンドにでてハングぎみの壁からカンテに出る。最後は草付きに入る。 ルート２：中央大テラスから右のカンテを登りルート１に合流。 ルート３：大テラスから正面フェースを直上、バンドに出てハング気味を乗っ越す ルート４：大テラスから正面凹角を登って草付きへ。上部がやや苦しい。 ルート５：大テラス左フェースからカンテを超えてテラスに出、カンテを登って草付きへ。 ルート６：一番左の凹角から右側のフェースに出て直上、草付きへ。 　このようなピンが埋め込まれている

上図をクリックするとより大きな図を見る事が出来ます。

　この項の図表等は千葉県山岳連盟発行の「房総の山」第２版から引用させていただきました。