四国第1日目 アプローチ

2004年 5月21日記
 前夜の夜10時過ぎに家を出発する。そのまま、東名を走り、3時頃、牧の原サービスエリアで仮眠する。

 翌朝5時頃サービスエリアを出発。菩提寺パーキング迄走り朝食にする。

 既に渋滞が始まっているようだ。京都の先辺りから兵庫の宝塚辺りまで30km以上渋滞しているらしい。どこかでガソリンの補給もしなければならないので、宝塚まで、適当に下道を走ることにする。

 大山崎から渋滞ということだったので、京滋バイパスを通り、大山崎の1つ手前の久御山淀インターというところで478号線に降り、西国街道と呼ばれる171号線に合流する。

 最初はそこそこ走っていたのだが、高槻、吹田と進むに従いだんだん渋滞し始める。

 普段ならカーナビを使って適当な裏道を走るのだが、今回に限って、カーナビが故障してしまい、カーナビが使えないのである。そんな訳で、ただひたすらチンタラ町の風景を眺めながら走ることになる。

 宝塚の手前で、しっかりと171号線をトレースしてしまったものだから、駅前の商店街に入り込んでしまい、ほとんど動かない状態になってしまう。やっと、その細い道から自動車が流れているように見えた、高速の側道風の道に合流し、やっぱり道を誤ったと思うまもなく、その広い道も相当に渋滞していることに気付く。連休中の道はどこに行ってもおんなじだということを悟る。

 結局、1時頃やっと宝塚に到着する。しかし、渋滞は相変わらずである。やっと山道に入って、空きだしたかと思われた直後に、西宮北インターに到着する。

 名神から神戸淡路鳴門道に乗るのに、道路公団のホームページのナビシステムを使うと、なんだか知らない道の名前がいっぱい出てくる。壊れる前のカーナビでルートセットした時には、阪神高速を使えとか何とか言われたような気もする。地図で調べると、どの道が神戸淡路鳴門道に繋がっているのか、繋がっていないのか、はっきりとは判らない。どの道を行けば効率が良いのかわからない。仕方がないから、オーソドックスに名阪から中国道、山陽道を乗り継いで神戸淡路鳴門道に乗ることにしたのだが、本当はどの道が効率よく早く、あるいは安く行けるのだろうか。

 淡路島に渡ったところのサービスエリアに入る。道はそんなには混んではいなかったのだが、さすがサービスエリアは混んでいる。

 このサービスエリアだが、なんか他の施設も併設されているらしく、混んでいるときはそっちの駐車場も使えと看板が出ている。そして、なんと、下りのサービスエリアから、上りのサービスエリアの駐車場も使えると書いてある。なんだかよくわからないサービスエリアである。

 休息所の前で徳島県の観光案内をしている。そこで、徳島県の観光地図をもらう。香川県もPRをやっていないかと、キョロキョロしてみたが、香川県はやってはいなかった。

 本当は、この日の午後には遠見山に行く予定だったのだが、大阪府下で道が混んでしまったので、中途半端な時間になってしまった。この先、急いでも仕方がないので、此処で高速を降り、淡路島の西側の海岸沿いを走って淡路島の南端に行くことにする。

 案内所で道の状況を聞くと、お姉さんが、親切に、空いているけど細い道だと教えてくれる。序に、ネズミ捕りもやっていると教えてくれる。

 北淡町の先、どの辺だったか定かではないが、町並みに入った辺りのところで、案の定ネズミ捕りをやっていた。世の中連休だというのにご苦労様なことだ。当然安全運転を心がけているから、小生には関係の無いことなのだが。

 淡路島南インターから再び高速に乗り、大鳴門橋を渡って四国に入り、また鳴門インターで高速を降りる。後は国道11号を高松方面に走るだけである。

 相棒が、讃岐うどんが食べたいというので、讃岐うどんの店を探しながら走る。途中、うどんの看板を見つけ、駐車場に入ると、店のお姉さんが玄関を掃除している。自動車を降り、玄関に近づくと、もう営業を終えるところだという。まだ5時前だというのに、もう店を閉めるらしい。先に進む。

 またうどんの看板を上げた店に入る。此処はまだ営業をやっていたので、相棒と二人でうどん定食を食べる。

 今夜の泊まり場所である津田の松原道の駅には夜6時頃到着する。

 売店を覗いて見たが、たいしたものは無い。まだ明るいし、夕飯も済んでしまったから、何もすることがないので、ここに隣接する県立の琴林公園の松林と浜辺を散歩する。

 道の駅に戻り、ベンチでガスコンロを使ってコーヒーを沸かしていたら、相棒が自転車旅行をしているらしい若者と目が合ったとかで、その若者と話を始める。どうやら結構長い間自転車旅行をしている若者らしい。

 コーヒーを勧めると、紅茶しか飲まないというので、相棒が若者のコップに直接紅茶の葉っぱを入れて湯を注ぐ。パックなんて洒落た物は無いからそうしたらしいのだが、後で、あの若者もよくあの紅茶を驚きもせず飲んだものだと笑いあう。おまけにその若者は葉っぱまで食べてしまったから、やはり普通ではなかったようだ。まぁ、似たもの同士ということだろう。因みにその若者は暗くなったらテントを建てるといっていた。

 この駐車場にも車中箔の自動車が結構停まっている。半分近くの場所が埋まっていたかもしれない。おまけに右系の街宣車まで停まっていた。

 本日は朝も早かったので、支度が済んだらすぐに寝てしまった。


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作成年月日 平成16年 5月21日
作 成 者 本庄 章