王子が岳に行って来ました
2001年 1月 8日記
1月10日改
1月5日から8日まで、相棒と2人で岡山県の王子が岳に行って来た。
5日未明、千葉出発。東名高速道路の中井パーキングエリアで仮眠の後、名神高速道路、中国自動車道、山陽自動車道から瀬戸中央自動車道の水島インターを目指す。
途中、関ヶ原で雪。一定間隔で黄色いランプを回した除雪車の様な自動車2台が50km位で先導する形で速度規制を行っている。さすが東名の積雪地帯だ。この様な規制は初めての経験である。
その後は順調に山陽自動車道から瀬戸中央自動車道に進む。さすがここまで来ると空いている。お陰で水島インターを5時頃降りる事が出来た。何とか明るいうちに王子が岳の駐車場にが目標であったのだが、残念ながら王子が岳の駐車場に着いたのは既に薄暗くなりかかっていた。
先ず、最初の駐車場を確認。ここは山頂近くの尾根上の行き止まりの所に作られた駐車場でトイレが有り、見晴らしが良さそうな所なのだが、遮るものが殆ど無いので風が強い。おまけに既に車が何台か停まっている。天場にはちょっと不向きと、その下の駐車場に廻ってみる。しかし、ここも風が強いし、車もいる。近くに建物のある一番下の駐車場を覗くと、ここは風はなさそうだ。公衆電話ボックスもある。この駐車場の奥の角にテントを張る事に決めて、夕食に出る事にする。
水島から児島を通って来たのだが、途中めぼしいレストランや食堂も余り目に付かなかったので、反対方向の玉野を目指す。だが、児島からの道よりもさみしい。宇野駅の廻りの町中でも駐車場のある良さそうな所が見つからない。フェリー乗り場の近くにも行って見たが何も無い。仕方が無いから最悪岡山迄行くつもりで、その先に進む。と、程なく1件のレストランを発見したので、そこに入る事にする。
ここは、レストランと看板に書いてあったのだが、実際は焼き肉屋である。値段も少々高い。仕方がないからここで食事にする。ハンバーグ定食で1200円だった。
7時過ぎに先の駐車場に戻り、テントを設営する。今回は車だし2人という事で、下敷き用に持参してきた布団と毛布を銀マットの上に敷く。ここは小川山に比べれば暖かい。でも、既に気温は0度近い様だ。一応シュラフは2重にする。快適快適。実際暖かかった。8時前には寝てしまった。
明朝、7時頃に起床。天気は良い。ラーメンを作って食べた後、一応テントを畳んで、山頂付近のトイレの有る駐車場に移動する。
この駐車場は、目の前が瀬戸内海、そして本四架橋の瀬戸大橋が見える。向かいの高松らしい市街も良く見える。その下にはボルダー群が広がる。本当に多くのボルダーが整備された公園の中に点在している。以前ここは山火事が有って木は殆ど燃えてしまったらしく、大きな木は無い。従って、ボルダーがはっきりと見える。王子が岳はすばらしい所だ。
ここは初めての場所なので、最初はボルダーを偵察しようという事で、しかし靴だけは持って出発する。
案内書は大岩さんの本に羽原さんが書かれたものと、岩と雪の吉田さんの記事を持って来たが、羽原さんのものの方が新しい分だけ分かりやすいようだ。
先ずは羽原さんの案内図の東のパーキング、これが山頂付近のトイレのある駐車場なのだが、そこから東のボルダリング・エリアへ向かう。と言ってもボルダーはすぐ下だ。
役立たずの大岩や東のハイボルダー、ゾウ岩等、殆どの岩を確認する。しかし、チョークが付いた課題はあっちこっちにチョークが付いており、チョークの無いそれは全く無いので、どこが課題なのかあんまり良く分からない。トポのグレードと対比すると、何となく限定が有るものもあるような気がする。
続いて入り口のボルダーを探しに行ったのだが場所がよく分からない。ニコニコ岩はちょっと離れたピークの上にあって遠くからでもそれとはっきりわかる。ではと、凄く良く見えるニコニコ岩を目指す。
このニコニコ岩は大きく高いので遠くからでも、そのニコニコ顔が確認できるのだ。このエリアには写真で紹介されているスプーンカット・フェイスが有る。従って、先ずこの課題を探す。あったあった、写真と同じ岩が有った。感激。この課題のグレードはここ特有のグレードで10cとなっている。やっぱりホールドが細かく難しい様だ。
ここのグレードは易しい6から難しい9まで、その上は10aからb、c、dで最難は10eという事になっている。因みに小生が感じた小川山との対比で言うと、9で4級、10aで3級位いという感じがした。
折角来たからと、靴を履いて傍のグレード7の課題に触る。相棒ももっと易しい所を登る。記念にとスプーンカット・フェースにも触ってみる。見た通りホールドがすごく悪い。足も無いという感じだ。その横のグレード10aの、多分、気がむけば1という課題に取付く。まぁカチ系だから3回くらいで何とか登る。この辺が小生の限界のようだ。易し目の3級くらいなのか。
その岩の羽原さんのトポには課題としては載っていない丸っこいハングのカンテをマントルしてみたりとか、傾斜の無いガバガバのカンテを相棒と一緒に登ったりとか、少し遊んでから、その先のタブチフェイスという課題の有る岩を探したが見つからない。案内板の横の様だが、見つけた案内板の近くにはボルダーはなかった。
戻って、入口のボルダー周辺を散策。スーパーカンテを発見。この課題はここ王子が岳にとっては結構歴史的な課題らしい。グレードは8。そんなには難しくはないはずなのだが、やってみると出来ない。チョークの付いたホールドを辿っても出来ない。諦めてその横のクラックを登る。これはグレード6。凄く易しい課題らしい。レイバックでも確かに難しくはない。
その左隣のエイトマンというグレード9の課題をやって見る。カンテをレイバック気味にスタートして右手甘いホールドで耐え、左足が上がればリップが取れる、そんな課題だったと思う。スタートは笠間のハートビートカンテの要領だ。で、次のその上がればリップが取れる左足スタンスはスメッジング的なスタンスだ。最初はカチ靴でトライしていたのだが、岩に身体を着ける事が出来ず、右手のホールドに耐えられない。そのスタンスには小生の得意なインナーエッジを使うスメッジングで立ちたい。そこで、少し柔らかいベルクロ靴に履きかえる。
今度は右ホールドに絶えて左足に立てる。左手リップを捉える。次は右足をその甘いホールドに上げてマントルなのだが、右手のホールドが無い。ペタペタホールドも探すが良い所が無い。ペタペタペタと右手が段々右の方に移って行く。ついに右のカンテまで行ってしまう。ここは限定かなぁと思ったが、隣の岩ではないしまぁいっかと、そのカンテを使ってマントルを返す。それで、これで9なんだ。やっぱり難しいや。3級はあるように感じた。
その後は、その奥のヒヨコ岩やその前の岩などの易しい所を相棒と一緒に登る。
王子が岳パークセンターまで行く。これはまあるい建物で、屋上が展望台になっている。喫茶店もあるらしいが、今はしまっている。その建物の横は、パラグライダーの発進場所になっているようだ。王子が岳はパラグライダーでも有名らしい。
このパークセンターの下には行者の岩場と言われる岩塔群が広がっている。しかし、何やら足場が組まれ工事が入っていようだ。良く見ると、岩の基部やクラック等にセメントをつめている。そんなことをしていると言う事は聞いてはいたが、実際にやっているのだ。これで登れなくなった課題やルートがいくつも出たのだろう。災害防止と言う事であれば仕方が無い事なのだろうが、いかにももったいないと言う感じがした。
そこから少し先の展望レストハウス方面も偵察してみたが岩らしい物はあまり無い。その代わり、天場に良さそうな場所を発見。車も入れそうだ。夜に再度確認する事にする。
昼も過ぎていたので一度車に戻って、昼食とする。寒いから車の中での食事だが、前は瀬戸内海、そしてそこに浮かぶ島々、またそこを行き交う船。遠くは瀬戸大橋から四国の山やその手前の工場の煙突、そして煙。近くはボルダー、そしてまたボルダー。そんな風景を眺めながら、そして高松のラジオ放送を聴きながらの昼食。相棒手製の即席サンドイッチではあったが、なんと贅沢な。それに少し冷めてしまってはいたが家から持ってきた魔法瓶のお湯で作ったインスタントコーヒーも有る。もうこれ以上の昼食はない、そんな昼食である。来て良かった。
しばしの展望の後、一応偵察も終わったので、マットも持って、再度東のボルダーに行く。今度はマットが有るから少し高い課題も出来る。筈だ。
入口の役立たずの大岩の上の岩のグレード6から8の易しい課題を全部やる。でも、グレード8になるとそんなに易しくはない。相棒もプラクティスとなっている易しい課題を登る。
この岩は降りる場所が無い。いや、簡単に降りる場所が無い。易しい所をクライムダウンするしかない。易しいといっても降りるのは難しい。高さは無いからマットの上に飛び降りれば降りられるのだが、クライミングシューズで飛び降りるのは出来ればやりたくない。相棒もクライムダウンをする。
この役立たずの大岩だが、すごく大きな上の平らな高さが1m位の岩だ。本当に大きい。でも低すぎる。それで役立たずの大岩と呼ばれるらしい。もう少し高さがあれば。惜しい。でも、廻りは岩だらけだから惜しくもないか。
少し下って、グレード10b/cのナテハという課題に取付いてみる。この課題は逆ハテナマーク型のフレークがあるのでこの課題名のようだ。このフレークを使って登るらしいのだが、出来ないので、もっと右の上のやっと届くガバからスタートしてみるが、やっぱり出来ない。リップのホールドも悪そうだ。このホールドに飛びつけば出来るかもと考えていたのだが、無理のようだ。何回もやっていたら指が痛くなってしまった。
全体に、ここの課題は指パワーの必要な物が多い様だ。それに、ここの岩は結晶が大きく、その結晶の中にはつまんで持つことが出来るものもある。全体的にもぶつぶつしていて、まるで陶器製の大根卸しのボツボツをもう少し大きくしたような、すぐ指の皮が無くなってしまう、そんな花崗岩だ。さすが、課題が設定されている所はそこまでぶつぶつはしていないが、磨かれていない岩の表面はそんな感じだ。
グレード7のゾウ岩の凹角など易し目とは言ってもそれなりに難しい課題を幾つかやった後、最後にカエルフェースという9クラスの課題で遊んでみたが、出来なかった。やっぱり、スタートのホールドが持ち切れなかった。
結局、5時近く迄遊んでしまった。この指で果たして明日も出来るのだろうか。指先がジンジンする。
麓の国民宿舎で風呂が借りられるらしいので、行ってみると、4時までとの事で入る事は出来ない。隣の公共宿泊保養施設にも日帰り保養コースが有るとの事なので行ってみたが、こっちも3時で終了とか。風呂は諦める。
今夜の食事は児島方面に行く事にする。
適当なレストランを発見。空いている。林風カツ丼を注文する。注文時は林風がなんだか分からなかったが、林とはハヤシライスの林であった。結構面白い味である。安い。なんと600円、これが嬉しい。
そのレストランの近くの23時迄やっているスーパーで買い出し。天場に帰る。
昼間目星を付けた場所に行ってみたが結構風が有るので、結局昨日と同じアスファルトの上にテントを張り寝る。やっぱり今日も8時過ぎには寝た。
それにしても、この王子が岳と言う所は良く人の来る所だ。この駐車場にも夜中車が来し、側の道は夜中中車が走っていたようだ。カップルのデートコースになっているようだ。それで駐車場には常に車が止っていたのであろう。
昨日と粗同じ時間に起床。同じようにラーメンを作る。ただし、今日は昨日スーパーで買った寿司が付いた。
今朝は曇り。日は射していない。寒いといえば寒い。
今日は西のエリアを探索しようと、レストハウスの先の今は使われていないホテル様の建物の前辺りの道路脇の駐車スペースに車を止め、少し歩いて、フィールドアスレチックエリアに行く。ここはトイレと水道があり、車もすぐ近く迄入れるので、天場にも良さそうだ。多分カップルの車も来ないだろうし。
海に向かって下るように何本かの遊歩道が付けられており、遊具が点在している。相棒は滑り台を見るとすぐに滑りたくなるらしい。わざわざ滑り台の所まで行って滑っている。先のパークセンターの滑り台より滑らないとか。パークセンターの滑り台も滑ったらしい。
海に向かう斜面を降りて、ここ王子が岳の中心辺りのレストハウス方面にも遊歩道が続いているようだったので、散歩がてらその道をレストハウスまで少し散策する。途中廻りにはボルダーがいっぱい有る。少し道からそれて、それらの岩の登れそうな所を見て見たが、チョークも無く、登られている様子は全くない。結局西のエリアのボルダーらしいものは発見できず、岩に登る事無く車まで戻ることとなった。でも、素晴らしい景色を眺めつつののんびりとした散歩ではあった。満足満足。
東のボルダーエリアまで戻るとボルダラーがいた。岡山と鳥取の人達だった。エイトマンや国彦さんカンテに取付いていた。この国彦さんカンテ、グレードは10a。昨日一応触ったのだが、難しい。上の方のホールドがわからない。見えない所にホールドが有ると言うのだが。名前からしてスーパーカンテの人の課題の様だ。3級以上は有るのかも知れない。
岡山の人と少しお話をする。どうやら最近は西のエリア方面は登られてはいないらしい。タブチフェースも分からないとか。岩の名前があまり良くわからないので見当たらない岩のことを聞く事も出来ず、結局我々で得た情報以上の情報は得られなかった。で、ここは昨日少し遊んでいるので、昨日見落とした幾つかの課題を探しに行くことにする。
今日は昨日に比べ風が強い。大きなマットを背負っていると吹き飛ばされそうだ。パークセンター近くの課題を確認したが、登られた様子はないし、高いので諦め、先のボルダラーのいた場所に戻る。そこは風が当たらない。しかし、既にボルダラーはいなかった。探すとニコニコ岩方面に向かって歩いていた。
昨日できなかった、スーパーカンテに取付いてみる。今回は、正面からではなく、右の面からスタートしたら体が上がったので、左手の所まで足を上げようとしたが上がらない。そこに足が上がればできるのだが。やっぱり寒い。相棒のフリースを借りる。その後何回かトライしたが、出来ない。そのうち雪が降出してくる。
冬の遠征となるとどうしてこうも雪に降られるのだろう。先日も小川山で雪に降られたばっかリだし、昨冬の北山公園でも雪に降られたし。これでは冬の遠征での降雪確率は百パーセントではないか。先の岩手遠征では雹にも見回れたし。
愚痴ってもしょうがないし、マットも濡れるしで、我々も引き上げようと支度をしている所に先のボルダラー達もニコニコ岩の方か戻ってきた。時計を見ると11時頃であった。それでも30分近くは遊んだのだろうか。
指は既に限界。もう少しで完全に穴が明く。そんな状態であったから、丁度良い潮時ではあった。もしかすると今晩中に家に着けるかもしれないとの期待も抱きながら雪の王子が岳山頂を後にする。
昨日入れなかった国民宿舎の誰もいない大分ぬる目の風呂に入って、ゆっくりして帰途に就いた。因みに風呂代は300円。多分隣の公共の宿では色んな風呂が楽しめるらしいからこれより高いのだろう。
来る時は気が付かなかったうどん屋が有ったので、そこでサービスランチを食べる。うどんが付いて、エビフライにひれカツが付いて、780円。安い。雪から雨になっていた。
来た時と同じ様に、水島から高速に乗って順調に、といいたい所だが、山陽道の備前ICから竜野ICまでが雪で通行止めらしい。ここは雨なのに。
備前ICから先が駄目なら備前ICで降りようと安易な気持ちで走っていたら、備前IC直前辺りで渋滞が始まる。ところが、この渋滞がなんだかおかしい。ほんの少しずつしか進まない。止まって居る方が長い。
渋滞のひどい時は、少しスーと走って停まる、それをくり返す、という感じになる事は以前から経験していたのだが、ここの渋滞はほんの少し動いては止りずつほんの少し動いては止まるのである殆ど動かない。スーと走る部分が無い。エンジンを切って見たがバッテリーの方が心配になって結局はエンジンもかけっぱなし。料金所を降りる所の渋滞だから、降り口が多分2つ位いだろうからこんな風なのかと思っていたのだが、だんだん動く回数が減ってくる。IC迄あと2キロという所まできたら、動かなくなってしまった。
何だか心持ち対向車が増えた様だ。通行止めが解除になったのか。でもこちらは相変わらず動かない。対向車が増えたような増えないような。通行止め解除の期待を持って見るから増えているように見えてしまうのかも知れない。そんなことを考えながら対向車の通行量に注目をしていると、確かに増えて来た感触を得る。でもこちらが動かないから夕方になってきたのでその所為なのかもとか考えているうちに、こちらも少し動き出す。止まる。動く。スーと動く。50km位で動き出す。どうやら通行止めが解除になって完全に動き出したようだ。既に渋滞が始まってから3時間が経っていた。
結局ICで降りる車は殆ど無く、この通行止め解除を高速道路の上で待つ車で動かなかったようだ。でも、竜野ICから神戸JCTまでが新たに通行止めになっていたようなので、この経験を生かし、竜野ICの一つ手前の竜野西ICで一般道に出た。渋滞はなかった。
そこからは、どうやら最近無料開放されたらしい太子竜野バイパスから、第二神明道路、阪神高速を通って名神高速道路に入った。既に22時を廻っている。もう10時間もかかっている。それでやっと大阪にはたどり着けた、そんな感じだ。これで関ヶ原さえ越えてしまえば。
雨は未だに降っているし結構激しくなってきているしでどうしても今夜中に関ヶ原を越えたかったので頑張って尾張一宮まで走って、関東方面も雪では有るが今夜で上がるしなんたって天下の東名高速だしと、安心して車の中で仮眠した。
翌朝、6時半に出発。雨は上がっている。ところが、沼津から先が通行止めらしい。仕方がない。チンタラ走るか。が、今度はその手前の掛川ICから吉田ICまでが事故で通行止めとか。乗用車6台とトラック4台が関係する事故らしい。又かであるが、その先もどうせ駄目なんだからと、なんの躊躇も無く少し手前の磐田ICで一般道に出る。磐田バイパスは仕方なくお金を払ったが、その先の有料道路は、どうせ急いでもしょうがないからと、パスする事にした。
焼津ICから高速に乗ろうと考えていたのだが、島田市内交差点の吉田IC200mという案内板に騙されて、その交差点を右折してしまい、その先5kmも走って吉田ICから高速に戻った。当回りでは無いのだが、無駄な高速代が。
沼津の一つ手前の富士ICで降りるつもりで、富士川サービスエリアに寄り、案内で聞くと、通行止め解除の方向で検討中との事だったので、このサービスエリアで食事をするなどして少し時間を潰した。多分少しラッキー。
この富士川サービスエリアだが、一般道の道の駅が併設されたような感じになっている。一般道からもちゃんと駐車場が有り、このサービスエリアに入れるのだ。知らなかった。多分下り部分だけだと思うが、何かの序でに寄ってみるのも面白いかと思う。
その後は厚木IC出口で大型トレーラーの横転事故による通行止めとかあったが、本線には影響が無かったので、殆ど渋滞もなく3時前に家に帰りついた。それにしても日本人とは相当に我慢強い民族だ。何しろ通行止めの厚木IC出口でも、通行止め解除を待つ車が路側帯に列を作っていたのだから。
既に王子が岳を発ってから27時間が経っていた。