御岳ボルダーその66

2007年 7月14日記

 日曜日に一人で御岳に行ってきた。一人の場合、電車の方が安く済むのだが、面倒臭いから自動車で行ってきた。

 例によって、一人だから朝は7時ちょっと過ぎに家を出た。道筋はいつもと同じ、八王子からあきる野経由だ。一人だから、永福から甲州街道を走りたかったのだが、そうすると、結構時間がかかってしまい、着く時間が遅くなってしまうので、八王子までは高速で行った。

 空はなんだかどんよりしていた。天気予報は確か曇りのはずだが。カーラジオから天気予報が流れたきた。確かに曇りだった。

 あきる野市から青梅市に近付くと、空はよりいっそうどんよりとしてきた。八王子辺りは雨が降っていなくとも、御岳で雨が降っていることはよくあることだ。もしかすると御岳は雨がぱらついているかも。そう思わせるに十分な空の暗さだった。

 時々ネズミ捕りをやっている、住宅街の中の道を走っていたら、普段あまり見かけないコンビニが出てきたので、昼飯を買い込むべく、寄ってみた。

 日曜日の朝だったからか、パンはほとんどなかった。お弁当の棚も空っぽだった。仕方がないから、何も買わずに外に出た。

 梅ヶ谷峠を越え、吉野街道に入った。雨は降ってはいなかった。

 いつも寄る吉野街道沿いのスーパーが開いていたので、そこによってパンを買い込んだ。

 レジで、袋を持っているかと聞かれたので、持っていないと言うと、レジ袋は5円だと言われた。いいですよと言ったら、段ボール箱はタダだと言ったので、じゃぁ手でもって行くと、袋には入てもらわずにパンの束を直接抱えて自動車に戻った。買ったパンは、どうせザックに入れるのだから、レジ袋はなくとも特に支障はない。

 まだ9時過ぎだ。玉堂美術館の上の駐車場が何台分か空いていたので、そこに自動車を停めた。

 先にブラシを付けた棒を持って歩きだすと、自動車からボルダーマットを降ろしている人達が居たので、忍者返しの岩に行くのかと声を掛けたら、驚いたような顔をして、ボルダリングという岩を登る遊びをするのだというから、ブラシを付けた棒を示して、自分も岩を磨きに行くと言って、別れた。

 忍者返しの岩に行くと、先客が4人程居た。三人組と一人だった。三人組は子供返し、一人の人は蟹をやっていた。

 奥の忍者返しの岩の前の石ころの脇に荷物を置き、白狐岩の下流の岩の上流面でアップをした。この岩、7級とか6級とかの課題がいくつかあるのだが、下が切れていて、いわゆる腰が高いというのか、スタートのしにくい岩なのだ。従って、いつもスタンスに迷いながら、時にスタートできなくて、結構悩んでしまう岩なのだ。

 多分一番易しい、川側のちょうど目の前辺りにガバホールドのあるところで、相も変わらずスタートスタンスや、スタートの次のホールドを探していたら、川側、即ち左側にちょっとしたカチが見つかった。ガバホールドとそのカチでスタートしたら、結構楽に登ることができた。そんなに楽に登れたのは多分相当に久しぶりの筈だ。気を良くして、そのカチのあるカンテを左に回り込んだ、川に面した面を登って見た。まぁまぁ楽に登ることができた。

 忍者返しの岩の下にはマットがなかったので、忍者返しを触って見た。

 スタート地点は少し盛り土がされ、そこに乗ると、パツパツではあったがいつものスタートホールドに手が届いた。しかし、今の下地では、そのホールドより下のホールドでスタートするのが自然に見えたので、その下の、ガバがはがれたホールドの上のホールドでの離陸を試みてみた。

 両手で持ってもまだ余るほどの長さの水平カチホールドだ。そこを両手で持って下の少し張り出したリップ部分に乗って離陸し、左手で今までのスタートホールドを取りに行った。

 その以前のスタートホールドは右端が一番掛かる。しかし次の手は左上のカチだから左手を出さなければならない。左手で一番持ち易い一番右端を持ってしまうと、右手の持つ場所が悪くなる。右手は結構引き付けなければならないから、悪い場所だと次のホールドが取れない。

 その昔のスタートホールド、左端を横から持つと、結構持てる。最初は、その左端を左手で左から持とうとしたのだが、横引きで持たなければならないから、身体が十分に上がっていないと持つことが困難になる。身体は十分に上がっていないから、左手が持てない。ということで、どうしても昔のスタートホールドが持てなかった。

 では、昔のスタートホールドの真ん中辺を持って見ようかと、やって見たら、持てはするが身体を動かすことができなかった。

 先客の3人組が移動して行った。入れ替わりに、カップルがやってきた。

 忍者返しは諦め、白狐岩の丸っこいカンテの3級の課題を触って見た。

 この課題、丸っこいカンテを両手を広げて抱え込み、左足を左の壁にフックしてリップ直下の少し遠い目のカチが取れれば大体登れる課題である。しかし、その左足のフックができなかった。

 改めてスタンスを探して見たら、右側の顕著なカチスタンスの他に、左の下にわずかなスタンスがあった。そういえば、以前登った時は、その辺のスタンスに乗っていたような記憶が蘇ってきた。たしか、少しスメアチックに変なバランスでスタートしたような記憶がある。

 その足で離陸し、左足で左のカンテ部分を抱き込んで見た。なんだかしっくりこなかった。実はこの岩、下地が少し掘れて、岩が出ているのだ。以前はその岩は出てはいなかったのだ。まぁ、適当にその頭を出している岩の上から離陸しているから、昔の感覚とはいくらか違うのかもしれない。しかし、ホールドとスタンスは多分同じはずだ。少なくとも、ホールドは同じはずだ。カンテの左の壁も同じはずだ。それなのに、昔のように、岩をしっかりと抱え込むことができない。

 右下の顕著なスタンスよりは、左下のスメアチックなスタンスの方が左足が出易いので、多分その足も同じと思って間違いはないだろう。なのに何故。左足の抱え込み方を変えながら、3回か4回同じことを繰り返して見たが、結局だめだった。

 子供を二人連れた夫婦がやってきた。奥さんらしい人が忍者返しをやり出した。どうスタートするのか見ていたら、その人は、小生の使ったスタートホールドでスタートし、昔のスタートホールドの真ん中を右手で取っていた。続いて右足を右の壁に上げて昔のスタートホールドの右を右手で取った。

 そのムーブを真似て見たら、壁が少し被っているから、下からでは昔のスタートホールドがよく見えず、どこに手をやったらよいか分からなかった。サイドで取ろうとしていた時は見えたのに。少し疲れてきたからなのだろうか。仕方がないから、適当に見当をつけて取りに行ったら、良いところに手が行かなかった。その後何回かやって見たのだが、どうしてもうまく持てなかった。そうこうするうちに大分疲れてきたのか、離陸すること自体がきつくなってしまった。

 じつはこの忍者返しだが、当然下には何枚ものマットが敷かれていた。一番最初の、敷かれていたマットが1枚の時は、どけさせてもらってトライしたのだが、その後マットが何枚にも増えてしまったので、マットをどかしてもらうことはしなかった。

 すっかり疲れてしまったので、マミ岩に行ってみた。すると、子連れ夫婦が取り付いていたので、忍者返しの岩の前に戻ってしまった。

 カップルの女性の方が、カニをやっていたお兄さんの真似をして、忍者返しの岩の左端の方を登り出した。カニのスタートの部分だ。小生も真似をして登って見た。足が滑って途中で落ちた。

 夫婦連れが戻ってきたようなので、一人でマミ岩に行った。

 マミ岩右だかの3級の課題をやってみた。下地は以前よりまた少し下がったような感じだった。

 スタートホールドは、右手で縦カチ、左手左カンテのスローパーピンチと変わらないが、スタートスタンスが腰の辺りのリップのスタンスに足が上がらないので、別のスタンスでスタートしなければならなかった。

 いくつかスタンスを探して見たが、結局この課題のSDバージョンのスタートホールドを右足に使って、腰の辺りのリップのガバスタンスに左足を乗せることにした。やって見ると、スタートが結構いやらしい。両手ともどちらかというと横引きのホールドだから、右に外れた右足でのスタートがきついのだ。

 なんとかスタートし、左足を上げて左上のポケットを取りに行った。そのままそのポケットと左足で立ち上がって一番上のリップ下の水平のカチを取りに行くのだが、これがバランスが悪く、いつものようにスタティックに取りに行けない。デッド気味に取りに行ったら、なんとなく悪かった。

 こんなに悪いホールドだっけ、そう思いながら、持ち易いところを探ったら、右端が持ち易かった。左手を沿えて、右足を真ん中のリップの上に上げようとしたのだが、どうも安心して足を上げるスタンスが見つからなかった。スタートに使うホールド付近に足を上げるのだが、なんとなく足を上げられず、結局そこで落ちてしまった。

 少し休んで、またやって見たら、スタートができなくなってしまった。もう少し休まなければだめかと、また少し休んでいると、忍者返しにいたカップルがやってきた。

 その女性の方が左側の6級だかのラインをやり始めた。見ていると、上のリップの付近から落ちてきた。この課題、上の抜け口が以外といやらしいのだ。小生も以前、結構苦労したことを思い出した。

 マミ岩右をまたやってみた。離陸の時、右足に乗るのではなく、右足を少し突っ張り気味に出ると出られるということを発見し、なんとかスタートができ、左足を乗せることができた。まぁ、それまでも、なんとか離陸はできても、左足が乗らなかったのだ。そのまま左ポケットを取り、右足を右のカンテ辺りにトウフックしたような事を思い出したので、右足を右に開いて、適当に引っ掛かるというか押さえられるというか、そんなところに出して見たら、身体が安定し、上の水平カチがスタテイックに取れた。

 さっきは、リップのところのスタンスでその上のリップのところに足を上げようとしために足が上げつらかったので、今度はその足のすぐ上にある少し大きめのカチスタンスに左足を上げてからリップの上に足を上げたら、素直に足を上げることができた。

このスタートホールドのあるリップに足が上がれば、あとは慎重に足を選んで上に抜けるだけだ。なんとか上に抜けることができた。

 このマミ岩右というのか、3級の課題は、御岳に来始めてそんなに時間が経たないうちに登ることのできた課題だ。しかし、初めて登った時は、左上のポケットを持ってスタートしたのだった。黒本の著者に言わせると、左手は、左のカンテ辺りのスローパーピンチでスタートしてもらいたいとのことだったので、その後、そのスタートで登って見た。すると、そのスタートでは、スタートの足がかなり重要で、一番下のリップの上のスタンスに乗り込み、両ホールドを引き付けるようにしなければ離陸ができなかった。その時は、なんとかそのムーブで登ることはできたのだが、現在は、そのスタートのスタンスが高くなっているので、そのスタンスに十分に乗り込んでスタートすることができなくなっているのだ。

 ここは一番、どうしても今の状態でも登っておきたい、そう思ってトライをしたのだった。これが登れれば、今後下地が変化しても、多分登れるだろう。現在は今までで一番下地が下がった状態の筈だから。

 次はこの課題のSDバージョンだ。SDバージョンは下地の高さはほとんど関係は無い。強いて言えば、下がっている方が条件は良いということになるか。

 一番下のリップの一番下の右辺りのガバホールドでスタートし、いくつかのカチを繋いで、左のカンテのスローパーピンチを取る。その後は、右の縦カチであとは3級バージョンと同じだ。

 スタートしホールドを両手で持ち、カチを繋いで、左足を開いて、スローパーピンチを取りに行ったら、開いた左足に乗れず、スローパーピンチに届かなかった。でも、今まで、その態勢になるのも結構きつかったから、被りに対しては、いくらか強くなったのかも知れない。あくまでもイクラカではあるが。

 カップルの男性や、また戻ってきた子連れ夫婦の奥さんがそこを登ったが、いずれも左右別々のホールドでスタートしていた。まぁ、別にそれでも良いのだろうが。

 実は、最近の御岳でなんとなく違和感を感じることがある。それは、マット、つまりクラッシュパッドの上からスタートしていることだ。見ていると、ほぼ100%の人がマットの上からスタートしている。岩の基部までマットを敷き詰め、岩とマットの間が全く無い状態だから、マットを外れてスタートすること自体が難しいことは確かである。しかし、人工物によってスタートの位置が10cm近く高くなってしまう。御岳のように、下地自体が上下し、スタートの位置が数十cmも違ってしまう河原のボルダーでそんなことを言っても、説得力は無いかもしれない。しかし、小生は、なんとなくすっきりしない感じがするのである。

 今回の忍者返しでは、マットを2枚あるいは3枚敷いているシーンも見た。これは明らかに論外と言える気はするが。

 なんとなくここも飽きたので、遊歩道岩にでも行って見ようと支度をしていたら、カップルの人達も移動するというので、鵜瀬橋の方に一緒に歩いて行った。

 途中、話ながら歩いていたら、遊歩道岩を通り越してしまった。仕方が無いから、カップルの人達が行くと言っていた砂箱岩にでも行って見ようと、鵜瀬橋を渡っていたら、少し上流のちょっと中洲の様になったところにちょっとした垂壁を持った結構立派な岩が見えた。そこの中洲は結構形を変え、以前は中洲にはなってはいなかったところの様な気がしたので、久しぶりに行って見ることにした。

 途中カップルと別れ、以前久しぶりで登った、三角というか米粒形というか、そんな形の岩の横から河原に降りた。その米粒形の岩を見ると、また下に水たまりができていた。この岩はまた登れなくなってしまったようだ。

 中洲の端っこのその岩に近づくと、結構おもしろそうに見えた垂壁は、ホールドスタンスが豊富にあり、あまりおもしろくは無さそうだった。おまけに近くには観光客が遊んでいたり、釣り師がいた。わざわざ靴を履き替えるのも何だったので、裸足になって登って見た。河原を歩いて履物のところまで戻るのが一番の核心だった。

 とけたソフトクリーム岩に行って見た。本当はオーストラリア岩のカンテの3級がやりたかったのだが。

 とけたソフトクリーム岩には結構沢山の人がいた。忍者返しで会った3人連れもいた。水際カンテの下にはハイカーらしい集団も陣取っていた。

 凹角を見に行ったら、すぐそばにハイカー集団が陣取ってはいたものの、何とか登れそうだったので、まずその凹角を触って見た。

 ここもご多分に漏れず下地が下がっており、素直には離陸ができなかった。

 まずクラックの少し上の方を左手で持って右手はカンテを持ち、左足を岩に突っ張って見た。足が滑って全く離陸できなかった。

 足を探したり、右足を使う算段をしたり、色々とやって見たが、離陸はできなかった。

 その右側の、5級だか6級の課題をやっているカップルがいたので、見ていると、頻りと離陸し、色々なホールドを探っていた。しかし、なかなかスタートホールドの上の一番持ち易いカチホールドを取りに行かないので、どうしようとしているのか聞いて見た。すると、やはり普通に左上の方に抜けようとしているというので、小生もやって見た。

 一杯一杯のリップのカチで離陸し、右足を上げ、すぐ上のカチを取って、そのカチで最初のリップに右足を上げようとしたのだが、左足を少し左に上げていたから、なかなか右足が上がらず、少し頑張ったのだが、結局落ちてしまった。

 そのカップルが何回かトライした後に、もう一度やってみた。今度は結構楽に右足が上がった。どこがどう違ったのかは分からないが、その時はできた。

 降りて来て、その人たちと話をしていたら、その人たちは、パラパントと昔は言った気がするのだが、その高い岸壁を飛び降りることをするのが最終目的でこの岩登りを始めたらしい。

 少し話をして、また凹角ををやってみた。手が滑って、真横になって落ちてしまった。というか、体を地面にたたきつけられてしまった。マットは無いから、まぁ、それなりに痛かった。

 少し休んで、もう一回やってみた。今度は少し体が浮いて、右手を沿えようとしたら、やっぱり左手が滑って地面にたたきつけられてしまった。

 とけたソフトクリーム岩は諦めて、オーストラリア岩に行くことにした。

 途中、滑り台岩に、最初に駐車場であった集団が居たので、交ぜてもらって、滑り台を登って見た。

 最初は離陸ができ、左足が左のスタンスに上がったのだが、どういう訳か次の手が出なかった。無理して出したら、そのまま落ちた。

 横を通ったカヌーの人が、小生に声を書けてくれた。見ると、昔、一緒にこの御岳で、C1という、片方で漕ぐ、ちょっと変わった舟をこいでいた仲間だった。もう10年以上も昔の話だ。まだカヌーを漕いでいるのかと言うと、今は子供たちを教えていると言った。先程、とけたソフトクリーム岩の対岸のトロ場で、多くのカヤックに交じってただひとつそのC1というクローズドのカヌーがいたので、もしかしてその人かもと眺めていたのだが、やっぱりその人だったようだ。小生は、相変わらずこんなところを登っていると言って別れた。その人とは、ボルダリングを始めてから、何回か御岳で会ってはいたのだが、ここ数年は会うことがなかったのだ。

 仲間の一人が少し左よりの細かいカチで離陸し登ったので、次に登る時にそのホールドを真似て見た。離陸ができ足が上がったが、やっぱり次の手は出しずらかった。何とか無理をしてデッド気味に左手を出して、上の方のガバを取ってしまった。

 その仲間達はもう帰るというので、小生だけオーストラリア岩に行った。

 カンテの3級の課題を触って見たが、足が滑って離陸ができなかった。3回くらいやって見たが、全くだめだった。まぁ、時期でない事は確かなのだが。仕方が無いから、またとけたソフトクリーム岩に戻って行った。

 ソフトクリーク岩に、同じような年格好の方が現れた。で、どんなきっかけだったかは思い出せないのだが、色々とお話を始めてしまった。

 その方、小生より3つほどお若いようだが、今でも1級はその日のうちに落とせるということだった。小生はせいぜい3級まで。聞くと、長くロープクライミングをなさっていて、13aをあと一手まで行ったとの事であった。小生はというと、未だに11が登れるかどうかという10クライマークラスだから、まぁ、当然と言えば当然なのだろう。カヌーの仲間からフリークライミングに誘われたときに、素直に始めて居れば、もう少しは登れていたかも知れない。なんて事を考えてもしようが無いか。

 その方に、最近クラックに興味が出始めたとお話したら、ジャミングの事を色々教えてくださった。ソフトクリーム岩の周辺でもジャミングの練習ができるところがあったのには、正直、少し驚いた。別にクラックでなくとも、小さな石の重なり部分とか、その気になって探せば、結構練習場所はあるようだ。

 回りの人達も皆いなくなり、既に5時になっていた。いつもなら、まだ1時間やそこらは遊んで行くのだが、今回は朝も早めだったし、最近、疲れも少し出やすくなって来ているので、そこで引き上げることにした。

 睦橋通りの牛丼屋で夕食を済ませ、拝島の新奥多摩街道の交差点に差しかかると、そんなに自動車の数は多くなかったのだが、何しろ、一回の信号で、2〜3台の自動車しか右折ができないので、そこを右折するのに結構な時間を浪費してしまった。この交差点、もっと遅い時間にはそんなに混まないのに、時間が早いと相変わらずものすごく混む交差点のようだ。今度から、その交差点は直進し、他の交差点で新奥多摩街道に入ることにしよう。

 その後はいつも通り永福町まで甲州街道を走り、首都高に乗ったのだが、特に混んだところも無く、9時前には家に着くことができた。

 やっぱり、いつもよりは少し早めだったからか、いつもよりはゆっくりでき、いつもよりは早めに寝ることができた。やっぱりそろそろ無理をすることはやめることにしようか。


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作成年月日 平成19年 7月14日
作 成 者 本庄 章