御岳ボルダーその4

2000年1月11日記
 最近の御岳は凄い人です。10日の日曜日に行ったのですが、普段殆ど人のいない鵜の瀬橋エリアの鵜の瀬岩とマルガリの岩にも人がいました。マルガリを登っている人は上半身裸でした。

 忍者返しの岩に行ったら、いっぱい人がいました。有名ボルダラーのMさんも有名クライマーのTさんもいました。(有名ボルダラーのKさんはいませんでしたが。)

 忍者返しでは皆さん相変わらず、クライマー返しや、虫をやっていました。そして、蟹のトラバースから虫に行くという凄いことをやっている人もいました。当然、有名ボルダラーのMさんですが。

 小生と相棒はその左横の又左横の岩とか、マミ岩の奥の遊歩道の脇の岩とか、を触っていました。そして、マミ岩の奥の遊歩道の脇の岩の2級の課題のスタート付近のガバホールドでキョンをしていたら、そのホールドが動いてしまいました。

 これは大変だということで、有名ボルダラーのMさんにそのことをお話ししたら、その2級の課題ではそのガバホールドはスタンスにも使わないからグレードには関係がないということだったので安心致しました。しかし、そのガバホールドにハイステップ気味に乗っていって左上のホールドを取りに行き、そのスタンスでキョンをカマスというムーブでは登れなくなっってしまったので、もう少しで何とかなりそうだったその課題の攻略法がまた振り出しに戻ってしまいました。

 でもこの課題の下の方は、その動いたホールドを含めて、なんか触るとボロッて欠けてしまう感じの岩で、上の方は黄色い粉が噴いているみたいな何となく粉っぽくって汚らしい感じの岩の課題ですから、今まで触っている人もチョーク痕も見たことが有りません。おまけに、落ちると丁度遊歩道の縁石の縁付近に落ちる感じで高さは無いのですが、なんか怖い課題です。縁石とは段差があってマットもうまく敷けないし。

 多分、そんなとこ触る人はいないかも知れませんが、万が一触るときはホールド、スタンスを良く確かめてからトライして下さいね。因みに、黒本の忍者返し岩周辺エリアのA岩の4の課題です。で、Mさんとはこの黒本の著者です。

 この日は前日の雨の勢か何となく岩が湿っぽくって、触っているとぬめってくる様な感じでしたが、これから2月にかけての御岳は、多分一番いい季節だと思います。ただ、相変わらず初中級者が少ないのが玉に瑕ですが、皆さん電車でいらっしゃる方が多いようですし、これからの御岳は非常にお手頃なゲレンデですよということで、皆さんにお勧めしたいと思います。

 5時を過ぎてもまだ忍者返しの岩の前には沢山の人が居られました。お陰で、忍者返し、この日も2トライしかしませんでした。だって、はずかしいんだもん。


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作成年月日 平成12年 3月19日
最終改定日 平成12年 3月19日
作 成 者 本庄 章