御岳ボルダーその13

2000年8月1日記
 海の日に続いて30日の日曜日にまた御岳に行った。今度は相棒と二人、カヌーはない。

 今回はいつものように暑いからとゆっくりと家を出る。因みに12時過ぎである。道は空いている。3時前には御岳に着いてしまった。

 寒山寺の駐車場は満員。玉堂美術館の上も満員。少し早かったからもしやと思っていたが、やっぱり駐車場は空いていなかった。仕方が無いから発電所の駐車場へ。ここもほぼ満員。最初は駐車場入口の道の脇に駐めたのだが、丁度出て行った車があったのでその後に入れる事が出来た。

 ここから忍者返しはちょっときついのでデッドエンドに行く。日陰でそこそこ涼しい。支度をしてウォーミングアップ。でも、ここはなんか小さな虫がいるようで、なんとなく足がかゆくなってくる。中州ボルダーを見ると人もいないし、丁度日陰にもなり始めたので、中州ボルダーに移動する。

 相棒がいつもの9級の課題に取り付いたのでスポットする。足を少しアドバイスはしたが何とか登った。相棒、まだ衰えていないと喜ぶ。小生ジャンピングフックに挑戦。今まで気が付かなかった左手のホールドを発見。それを使ってランジして見る。足が悪く右足が決まらないので殆ど飛べない。あと10cm位届かない。何回か試みる。左手のテンションを利用して振子状に飛んで見る。少し届くようになった。あと少しだ。でも、このあと少しが多分なかなかいかないのだろう。

 右隣のレインボーハングを触って見る。どうしてここが出来たんだろうか。今回は離陸すら出来なかった。

 また、ジャンピングフックに挑戦。おしぃー、と本人は思った。多分本当に惜しかったと思う。事にしておこう。

 そろそろ4時だ。もう駐車場も空いているだろうと忍者返しに移動する事にする。案の定発電所の駐車場は空き始めていた。

 玉堂美術館の前に行く。駐車場は空いていなかった。やっぱり少し考え方が甘かったか。寒山寺は空いていた。

 忍者返しにはこれから帰ると言う2人組みがいた。

 他に誰かいるかと思ったが結局我々2人となった。

 実は今回、前回とは靴が違っていた。前回は大分使ってエッジが減っていた靴だったので、若しかしてそのために1手目が取れなかったのかと、リソールしたての靴を持参していた。

 右手を決めて、左手を添えて、左足を乗せて、右足を決めて、左手を取りに行く。取れた。今回は1回で取れた。続いて、右足を上げて左手を引き付けて、右手を取りに行く。右手がホールドに触る。が止らず落ちる。最初だからこんなものだろう。

 休んで再度挑戦。1手目が、やっと取れた。足が上がらない。休む。また挑戦。1手目、指が掛かった。落ちた。休む。またまた挑戦。1手目届かない。やっぱ今日もだめか。

 諦めてマミ岩に行く。右の3級の課題に取り付く。左手が少し高いホールドからのスタートは出来るのだが、右手の低いホールドからのスタートが出来なかったので、そのムーブを試みる。そうすると離陸が出来ない。SDの課題をやるにはこれが出来なければお話しにならないので、色々と試す。が、やっぱり駄目。何回目かの試技の時、右手のホールドが滑って剥がされるように落ちてしまい、足から着地はしたものの、バランスを失って尻餅をつき、そのまま後ろにひっくり返ってしまった。その尻餅をついた時にしこたま尾テイ骨を石に打ってしまい、大変に痛い思いをしてしまった。こういう時にスポッターがいてくれたらと思ったが後の祭り。相棒に一応その事を伝える。今度からもしかすると相棒のスポットが期待出来るかも。

 既に6時。まだ明るい。多分まだ30分やそこらは出来るだろうが、もう大分疲れたので帰る事にする。

 何だか最近は試技の回数がめっきり減って来たみたいだ。ジムでもそう何回もやらない内に疲れてしまうようだ。やっぱり、回復力が相当に落ち込んでいるようだ。

 遊歩道をゆっくりと歩いて寒山寺の駐車場へ。やっぱりボルダリングはカヌーよりは大分に楽だ。


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作成年月日 平成12年 8月 1日
作 成 者 本庄 章