御岳ボルダー行ってきました

1999年8月30日記
 土曜日に御岳のボルダーに行って来ました。

 家を出る時のラジオ放送では中央道でだいぶ渋滞が激しいような事を言っていたので、普段は中央道で八王子まで行くのですが、高島平、所沢経由で御岳へ。普段より1時間余計にかかりました。

 発電所脇の駐車場に車を停め、先ずはデラシネボルダーへ。

 天気が余り芳しくなかったせいか、それと土曜日のせいか、カヌーイストと、釣り師以外は殆どいない。

 先ずは8級。なんかむずい。続いて6級を3本程。こんな物か。最後は4級だったか。やっぱり4級か。諦めずに岩の上に登ってホールドを探る。よし、こことここが使えそうだと確認。やったー。4級だー。今までの最高だー。

 続いて御岳駅前の玉堂美術館前のオーストラリア岩へ。岩がつるつる。4級、歯が立たず。同じ場所にあるとけたソフトクリーム岩へ転進。一応3級の課題へ。ラインはずれてるかもという不安を伴いつつ、3撃めに何とか膝を使って岩の上へ。やったー! って、3級? ほんまかいな? まぁいいや、登ったんだから。

 最後は目指す忍者返しの岩へということで、玉堂美術館前の水道まで行くと、ピンチオーバーハングの岩にボルダラーの影が。早速おじゃまして、一緒に登り始める。

 ハングの4級の課題にとりつく。ハング出口を左から巻くようにして登る。と、彼の君がハングを直接越えるのではとのこと。トポのラインは確かにそんな風に見えるので、やっぱりそうかと納得。何回かホールドを探って、3回目か4回目で越える。何となくリーチが有れば、ハングを巻くより少し易しいかもという感じ。多分どっちでもグレードは余り変わらないんじゃないかと言うのが小生の感想。ワシも4級が登れるようになったんだ、感激!

 いよいよ忍者返しの岩へ。一度吉野街道まで出て、トンネルを抜けてすぐの道を下るとそこが忍者返しの岩。

 先客が1人。

 何はともあれ、忍者返しに触る。相変わらず2手目が出ない。やっぱり1級はまだまだ先の様だ。

 本来の目的のマミ岩へ。中央が4級。右が3級。右の下からは2級。

 中央に取り付く。どこを持つのだろうか。左上のガバを使っても良いのだろうか。例によって、まっいいや。2回目かな、3回目かな。

 4級は登れた。3級らしいのも1つ登った。ここの3級もしかすると登れるかも、とマミ岩右に取り付く。多分このホールドでここに立って、あそこを取って、ここまで足を上げれば後はマントルだな、と気が付くまでに3回ほどのトライを要する。分かってから、実際に成功するまでに2回くらいだったか。都合5回ほどの試技で、やったー、3級いただきぃー。2階級特進だー!

 帰りはやっぱり、下道で新青梅街道から、高井戸へ、が、進まない。高井戸まで3時間もかかってしまった。

 家に帰り着いて、待てよ、3級って6b位? トポ集の最初の方をよおく見ると、内と外とではグレード体系が少し違うとある。人工壁で5級、5cがやっとの小生でも、外では何とか4級や3級が登れるのか。ルートだと人工壁での最高グレードが11bで、外のそれは10cなのに。

 でも、非常に充実した1日でした。


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作成年月日 平成12年 3月19日
最終改定日 平成12年 3月19日
作 成 者 本庄 章